SEOの初心者にはおすすめな本「10年使えるSEOの基本」を読んだ感想
SEOの専門家におすすめされて、読んだ本。とても良かったので紹介します。
「10年使えるSEOの基本」の感想
SEOの専門家である土居くんと、SEOに詳しくないすずちゃんが対話形式で例を交えながらSEOの話をする本です。
特にSEOのテクニック的なところは出てこず、「検索エンジンとは何か」、「Googleが目指す世界」から、SEOを紐解く至極真っ当な本です。
陳腐化する小手先なテクニックよりは、本質的なところにフォーカスをあてているため、「10年つかえる」の看板に偽りはないと思いました。
フルカラーで優しい言葉でかけあいしてるので、初心者にはすごく読みやすい本なんじゃないかと思います。
以下メモ。
検索にヒットするようになるには?
- どういう言葉で検索されているのかを知る
- 検索エンジンが正しく理解できるようにサイトを作る
- みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載しておく
- 継続的にサイトにリンクを集めていく
検索キーワードの見つけ方
- どんなキーワードで検索しているのか?
- キーワードボリュームは感覚ではなく必ず調べるようにする
検索キーワードをサイトに反映させる
- titleタグにキーワードを含める
- meta descriptionにキーワードを含める
- 最初の見出しにはキーワードを含める
- ページ内のテキスト要素にキーワードを含め、なるべくページ上部に出現させる
- 「見てほしい人が使いそうな言葉」をなるべく選んで使う
- 自然な文章で表記し、不自然な繰り返しを用いない
良いタイトル付け
- 大事なキーワードを含めて、なんのページなのかが具体的にわかるように
- 異なる内容のページに、同じタイトルを複数つけない ← プログラムで書いた場合はやりがち
- 文字数は30文字以内
- 重要なキーワードはなるべく前半に
meta descriptionの重要さ
- 検索エンジンのランキングには関係ない
- クリック率には関わってくる
- 大事なキーワードを含めて、なんのページなのか具体的にわかるように
- 異なる内容のページに、同じdescriptionを書かない
- 50〜100文字以内
SEOとは
- 「検索エンジンで上位表示」ではなく「検索を通じて知りたい情報を見つけられるようにする」技術
- 「自分が言いたいこと」ではなく「みんなが知りたいこと」を書く
- コンテンツは量よりも品質を重視。
コンテンツ・マーケティングの正のスパイラル
- 良いコンテンツを作る
- 多くの人に見てもらえ、一定のリンクを獲得
- リンクを通じて更に見てもらえる機会が増える
- SEOも強くなって検索での露出が増える
- さらにリンクが増える
- 2に戻る
- 作者: 土居健太郎
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る