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技術ネタなど。

【池上彰】世界で起きている大問題を包括的に知ることが出来るオススメ本

ニュース解説番組にひっぱりだこな池上彰さん。

そんな池上彰さんの新作、「知らないと恥をかく世界の大問題6 〜21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか?〜」を読みました。

池上彰さんの世界情勢の分析を分かりやすく教えてくれる「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズは全部で6作目になりました。

  1. 大国アメリカの野望と世界への責任
  2. ヨーロッパ、衝突の現場から
  3. イスラムの台頭
  4. 人類共通の問題に立ち向かえるのか?
  5. 戦後70年を迎える東アジアの未来志向
  6. 突き進む安倍政権が目指すもの

内容は上記になっています。

特に、

  1. 現在の原油安の理由が、アメリカ、サウジアラビア、イラン、ベネズエラ、シリア、キューバなど経済から宗教が複雑に絡み合いもたらされていること。
  2. イスラム国がどうして生まれてきたのか

の二点が非常にわかりやすく解説されており、勉強になりました。

イスラム国やオバマ大統領後のアメリカ、アベノミクス集団的自衛権、沖縄の基地問題憲法改正、等、知識としては決して先鋭的なものではありませんが、このぐらい知っておけば「世界情勢に疎い人」とは思われないでしょう。

過去の失敗を二度と繰り返さないこと。そのために歴史を学ぶ必要があるのだと思います。『知らないと恥をかく世界の大問題』という題名のシリーズは、多くの読者の支持を得て、ついに6冊目となりました。空港の書店に並べられ、国際線の機内で海外に出かける予習として読んでいる人をよく見かけます。ありがたいことです。5冊目から6冊目までの間に、世界は大きく変わりました。そんな変化の確認のためにも、この本がお役に立つことを願っています。

と本書にかかれている通り、国際線の機内で読む分量としては非常に調度良いです。
是非海外へ向かう前に空港でこの本を手にとってみてください。